永井 美穂さん 32歳
Profile
ひたちなか市出身。水戸第一高等学校、東北大学大学院工学研究科土木工学専攻後、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構建設部に技術職として入社。現在は原子力関連施設の設計や施工監理、耐震診断業務などを担当している。プライベートでは、2016年に第1子となる男の子出産。2017年3月現在、育児休暇中。
ーQ.現在のお仕事についたきっかけを教えてください。
ーA.大学受験の時は、建築学科か土木学科どちらを受けるか迷いました。
土木の方がまち全体を見られるし、昔から大きいものに憧れもあったので、インフラを扱う土木の都市計画系研究室を選択。そのまま大学院まで進みました。私は、原子力の研究関連施設の建設や管理の仕事に就いています。大きなインフラのひとつであり、世界に通じる原子力研究を支える「縁の下の力持ち」という立場だと感じています。1級建築士の資格も取ったので、さらに仕事の幅が広がると期待しています。
ーQ.仕事で辛かった時、どのように乗り越えてきましたか?
ーA.職場に先輩の女性がいないので、最初の頃は、女性だから特別視されているのかな…と不安に思うこともありました。
けれど、日が経つにつれ、「仕事に性別は関係ないし、色々な視点からものごとを見ることが大事。自分の気持ち次第だ!」と思うようになり、今ではとても楽しく仕事ができています。
ーQ.仕事と家庭の両立で工夫していることはありますか?
ーA.家事は自分で背負い込まないようにしています。
だいぶ甘えてるかも?!でも忙しい時は、優しい旦那や近くに住む両親に頼っちゃってます。会社からも「困ったことがあったら相談してね」と言われていて、気軽に相談できる社風に感謝しています。私も後輩から相談されたら、優しく応えられる先輩になりたいです。
ーQ.10年後はどんな風に過ごしていたいですか?
ーA.職場でも、家庭でも、自分が笑顔でいられる場所を増やしたいと思います。
10年後も大好きな茨城で、のほほんと生きていきたいなぁ~