松本 三枝子さん 57歳
Profile
茨城県桜川市出身。
都内の大学を卒業後、茨城に戻り結婚。
義理の父からのすすめで、旧桜村(現つくば市)の公務員試験を受け合格。
様々な部署で経験を積み、現職つくば市市民部次長。
休日は「こども寺子屋」でボランティアスタッフとして活動中。
ーQ.茨城にいて良かったことは何ですか?
ーA.知り合いが増えたことで、人との繋がりが広がったことです。
自宅では、ご隣近所の方々と一緒に、野菜を栽培したり、バラを育てたりしています。普段は、仕事で地域と接する機会が多いですが、休日は、仕事から離れて市民ライフを楽しんでいます。お互いが助け合う関係性はとても素敵だと感じています。
ーQ.いまのお仕事の魅力ややりがいは何ですか?
ーA.つくば市では、「先駆けつくば塾」という若手職員向けの講座を開催しています。若い職員たちが自ら新しいことを始めようとする姿はとても頼もしく、管理職としても嬉しい瞬間です。
また、若い世代がどんどんチャレンジすることで、わたしたち上の世代も刺激を受けています。
私は、一緒に仕事をする職員のことを「人財」だと思っています。彼らのモチベーションを上げ、楽しく仕事を進められるよう、部署内の全職員と1日1回は話すようにしています。内容は、「その服、素敵ね」、「髪型変えた?」など気軽な話題も多いですが、職員の変化に気づき自分から声を掛けることは、働きやすい職場をつくる上で大切な要素であると思っています。
また、通常業務で辛いことがあっても、「ありがとう」という言葉をいただくと、とても嬉しいです。市民の方々から頂いた手紙は今でも私の宝物です。
ーQ.10年後どこで何をしていたいですか?
ーA.昔、先輩に「定年後すぐ始められるように、50代のときから何か活動していると良い」と言われたことがあります。
現在、「こども寺子屋」のという活動で、小学生の子ども達にお茶を教えるボランティアをしています。子どもたちの成長を見るのはとても楽しいです。今後もこの活動等を通して地域とのつながりを持ち続けていきたいです。
《 茨女レポーターVOICE 》
今回取材させていただいたつくば市の松本さんとの出会いは、1年前に開催された、茨城県女性青少年課主催の「働く女性のセミナー」でした。
その後、“年の離れた仲の良い女友達”として、また、働く女性のメンターとして、いつも大変素晴らしい時間を過ごさせていただいています。
私たちは、さらにお互いの女子ネットワークを広げるべく、年に数回「県南女子会」を開いて、刺激的な時間を共有しています。 つくば市の女性次長様として市民のためにキラキラ働く松本さんのご活躍に、これからも刺激を受けていきたいと思います!
茨女は、「心が共鳴する女子同士なら、年の差なんて関係ない!」
(茨女レポーター:冨山 かなえ)