平松 宏子さん 27歳
Profile
茨城県水戸市出身。 茨城県立桜ノ牧高等学校、 高校2年~3年までアメリカボストンに留学。 中央大学卒業。 学生時代は企業家にインタビューをする学生団体「Lifer」の立ち上げやコミュニケーションワークショップを開催する。 2012年アメリカアラスカ州へ日本語教師として渡米。 現在は地元へ戻り実家の保育園を手伝いながら、 自らの経験を元に日本と海外を結ぶさまざまな国際的イベントの活動を企画・主催している。
ーQ.なぜ高校生の時に海外に出ようと思いましたか?
ーA.英語を話すことが好きだった。世界を見てみたいと思ったからです。
ーQ.東京(海外)に出て良かったですか?
ーA.はい。
東京は刺激がありました。求めれば得られる。回転がはやい。 仲間も増え、新しいことをどんどん学べました。
海外は自分の価値観が変わりました。生活、食、考え方、人生観。 自分が何のために生まれてきたのか。この人生でどんなことで人に役立つ人間になっていくのか。 考えさせられる時間となりました。
ーQ.逆に東京(海外)に出て辛いと感じたことは?
ーA.辛いこととは少し違うかもしれませんが、東京では何でも手に入ってしまうことです。
回転がはやく、人とのつながり、ものができるまでの工程、人の思い等をゆっくりと感じる時間がとれませんでした。海外に住みひとつひとつのありがたさを感じ、はじめて知ることができました。
海外の辛さは時差ですかね(笑) 昼と夜が逆なので連絡がとりづらかった。あとはアラスカのマイナス40℃の寒さ(笑)
ーQ.今のお仕事のどこに魅力ややりがいを感じていますか?
ーA.テーマとして【人に喜んでもらえる自分になること】を大切にしています。 そのために2つの教育プログラムに取り組んでいます。
1つは子どもへ。 アラスカとの交流をもとに相手のことを考え行動できるような英会話教育をしています。
2つ目は大人へ。 今までの人生や感じたことをシェアしながら自分たちの本質に気づき、お互いの良いところを認め合うといったワークを実践しています。 先日【Dream Cafe】というものを開催しました。 今まで生きてきた経歴、そこで感じたこと、苦しかった、頑張ったことなどをシェアし合い刺激を受け学びが深まりました。心を開いて話すことは人と人を強く結び付けられるんだ。そうした仲間はお互いに支えられるんだ。ということに気付きました。
誰かのために何かをすると相手が喜んでくれる。そして自分も幸せになる。 このような機会をいただき、みなさんから「楽しかった!」「すっきりした」「またやってね」と言っていただけることが有難く、笑顔を見ることが私の幸せです^^
ーQ.10年後どこで何をしていたいですか?
ーA.ときの流れに身を任せながら、最善の場所で人のお役にたてる人となっていたいです。
《 編集部レポート 》
海外へ留学した経験から、「人とのつながり」がいかに大切かを学んだ平松さん。 インタビュー中の「誰かのために何かをすると相手が喜んでくれる。そして自分も幸せになる。」といった言葉が印象的でした。 「茨女」はみんなハートが温かいですね〜!