大貫 結華さん 27歳
Profile
かすみがうら市出身。
江戸川学園取手高等学校卒業、筑波大学へ進学。
現在は水戸市内の病院に医師として勤務。
ーQ.茨城を出ようと思ったことはありませんか?
ーA.高校生の頃は、大学に行ったら茨城を出るものだと思っていたのですが、1年浪人して東京の予備校に通ったら、筑波大を目指していました。
ーQ.茨城にいて良かったことは何ですか?
ーA.住みやすさから、抜け出せません。。。
車が使えて便利だし、車があればどこでもいける環境。
人ごみとか満員電車は疲れてしまいます。
ーQ.茨城にいて辛いと感じたことはありませんか?
ーA.予備校・高校時代の東京にいる友達とはなかなか会えないことです。
繋がりは大事にしたいのですが、仕事の後の集まりがあっても東京までは行けないし…
ちょっと東京へ遊びに行くにしても、近くで宿泊先を見つけなければならなくて、車で移動すると飲めないし。
ーQ.茨城を出て辛いと感じたことは何ですか?
ーA.なんとなく気を張ってないといけないところ。
近場へちょっと出るのにも服装を気にしてしまう。
ーQ.茨城オリジナルの良さはどこだと思いますか?
ーA.公園で遊べる!!川とか山とか(笑)
「出かける」の選択肢に、よく公園が出てくる。幼い子も安心して遊べる公園がたくさんある。
自分が幼い頃には、「涸沼公園」に家族で出かけて小川でよく糸トンボを捕まえたり、「大子の公園」には巨大なスベリ台があったり、「だいだらぼうのいる公園」ではアスレチックで遊んだりした思い出がいっぱいです。
ーQ.今から茨城へ行くとしたら、どこへ遊びに行きたいですか?
ーA.筑波山に星を見に☆叫びに行きたい!
流星群が来た時には友人と車を走らせ見に行ったり、ワンピース&ヒールという山に不適切な格好で夜中に登ったり、筑波山神社で友達のお誕生日をサプライズでお祝いしたりと、学生時代に何かと思い立っては筑波山へ行っていました。
ーQ.今の仕事のどこに魅力ややりがいを感じていますか?
ーA.不安な顔を、笑顔にすることができた時よかったなと思います。
病気の説明をして、患者さんに理解してもらうのが難しいんです。
ーQ.10年後どこで何をしていたいですか?
ーA.どこでも需要のあるところで人を元気にしたい。
もっと20年後くらい先には、地域密着型の病院で高齢者の方を相手に診療したり、地域によっては産婦人科がないから作ってあげたいです。
《 編集部レポート 》
将来は地域密着型の病院で高齢者の方を診療したり、地域によっては産婦人科がないので自身で開業してみたいと話してくれた大貫さん。そう話してくれた姿からは、笑顔が優しく穏やかな印象とは裏腹に、凛として自分のやるべきことをしっかりと自覚したような覚悟に近いものを感じました。
茨城の良さはどこかと質問した際に、「公園」という今までにない回答に驚きましたが、公園にまつわるエピソードを聞いてみると、幼い頃の思い出がいっぱいでした。
改めて、茨城県には子どもが安心して遊べる公園や自然がたくさんあることに気づかされました。都会ではなかなか場所も限られ、子どもが安心して遊べるような広々とした公園も少ないですが、いばらきでは、どこに住んでいても自然がいつも近くにある。
やっぱり茨城はいいところ!地域の人々や自然を愛している茨女がたくさん!