梅花 美月さん
画家の梅花美月さん。
梅花美月さんの作品は「西ノ内和紙」を使用した、常陸大宮の久慈川のほとりで美しい緑と清らかな水に囲まれた環境で生み出されます。
無形文化財「西ノ内和紙」→http://www.pref.ibaraki.jp/discover/craft/north/05.html
Profile 梅花美月(ばいか みづき)さん
埼玉県川口市生まれ。
2000 文化学院デザイン科卒業
2003 文化学院芸術科卒業
海外
2008 アートフェア ART KARLUSRUHE Gallery SUDOHより 出展( ドイツ )
2013 100artist people (NY/ohuci gallery) 個展
2000 梅花 美月展 (サントリーBAR KOZUE/水戸市)
2002 「MIZUKI BAIKA NEW WORKS」(ギャラリーオープ ンセサミ/茨城 県那珂町)
2010 -Conversion-(ギャラ リー彩花/つくば市)
2012 梅花美月展ー虚空を見つめるー (ギャラリーしえる/水戸市)
2013 梅花美月展ー虚空を見 つめるⅡー(中和ギャラリー/銀座) 梅花美月展ー虚空を見 つめるⅢー(すどう美術館/小田原)
おもなグループ展
美術茨城展 (茨城県民文化センター/水戸) すどう美術館がやってきた-100人の交流 展 in Kobe (兵庫県立美術館 王子分館 原田の森ギャラ リー/神戸) 新春をひらく展(すど う美術館/小田原) すどう美術館企画「OPINION OF ART」 (茨城県つくば美術館/つくば市)
4人展
(銀座/gallery 一丁目 ) フラクタル展 (すぎもと 画廊・日本橋/中和ギャラリー・ 銀座) すどう美 術館企画 東日本げんきアートプロジェク ト(岩手県大槌町) 小田原アートホテル「私の一部屋」展 (小田原/ホテルグリーン) 16人の 表現者たち展(K's Gallery/京橋) K's Gallery企画リターン展~あの作品をもう 一度(K392/京橋) 他多数
公募展
2001 現代童画展入選(東京都美術館/上野)
2003 第3回紙のさと漉き絵展 茨城新聞社賞受賞(茨城県山方町 紙の里ギャラ リー)
2008 第21回 全国和紙画展 アート部 門入選(美濃和紙の里会館/岐阜) 2009~2014新象展 (東京都美術館/上野)
ーQ.なぜ専門学校の時に東京に出ようと思いましたか?
ーA.埼玉県に住んでいましたが、中学生の時に茨城へ引っ越してきました。 その後、もともと埼玉県に住んでいたのもあって、都会の方が何かと生活しやすいと思ったので東京へ出てきました。
ーQ.東京に出てきて良かったですか? ーA.はい。 東京では、様々な出会いがあり、今、御世話になっている画廊のオーナーさん達や、芸術家の方々との様々な出逢いがあり、東京に住んでいてよかったなあと思いました。
ーQ.逆に東京に出てきて辛いと感じたことは? ーA.ひとりで何でもやらなくてはいけない。 夜、疲れているときに外の騒音で眠れないなど、辛かったです。
ーQ.今のお仕事のどこに魅力ややりがいを感じていますか?
ーA.おもちゃという、買ってくださった方の楽しい思い出の一部になれるようなプロダクトを世に残せるところです。
イベントに来てくれたちびっこが夢中になって商品で遊んでくれている姿を見ると、ものすごく嬉しくなります。
ーQ.画家のどこに魅力ややりがいを感じていますか?
ーA.やりがいは、制作をした後に、個展やグループ展などで色々な方々に見ていただけるので、喜んで頂ける方々がいらっしゃるということが何よりもやりがいにつながりますね。
ーQ.10年後どこで何をしていたいですか?
ーA.先の事はどうなるかわかりませんが、後悔のないように、日々、1日1日を精一杯生きています。
もし、10年後も個展を開いて、展覧会をずっと続けていられたらいいなあと思います。日本に限らず、どこでも。体力の続く限り・・・
《 編集部レポート 》
この度は、銀座の中和ギャラリーにて2014年10月13日~10月18日まで行われた梅花美月さんの個展「虚空を見つめるーHIKARIー」にお邪魔をしてインタビューさせていただきました。
ギャラリーへ入った瞬間、まるでオアシスへ来たかのような光に包まれた感覚がしました。 常陸大宮の大自然に囲まれ、「西ノ内和紙」を使った作品を描かれている梅花美月さんは、その人柄が作品に映し出されたような方で、インタビュー中も曇りのない透き通ったまっすぐな回答をしてくださいました。
専門学校へ通っている際に、「自分らしく生きたい!本来の自分でいられるのは絵を描くことしかない」と確信したそうで、そこからは国内外問わず多数の絵画コンテストへ出展。その実力が認められ、現在も県内外で精力的に活動されています。
茨城のいいところは、未だに井戸水が飲めるほど水がキレイであったり、空気や緑が美しいところだと話してくださいました。まさにその環境の中で描かれた作品たちは、見る人の心を清めるようなものばかりでした。作品を通して茨城の魅力を発信する梅花美月さん。 茨女は多彩で清らかな心を持った女性がいっぱい!