水戸ヤクルト販売株式会社
免疫宅配部 企画課 後藤 千里
ごとう ちさと 28歳
Profile 水戸市出身。水戸第二高等学校、常磐大学国際学部を卒業後、水戸ヤクルト販売株式会社に正社員として入社。現在、免疫宅配部企画課に所属し、化粧品企画の業務や現場のビューティーアドバイザー(BA)が活動しやすいよう、資材提供や研修・イベントの企画立案、開催に至るまでの細かな業務を行っている。
ーQ.どうして茨城の会社に就職しようと思ったのでしょうか?
ーA.生まれてからずっと地元で過ごしていた私は、「就職が都会の地に足を延ばせるチャンスだ!」と思い、都内で就職活動をしていました。しかし、なかなか結果が出ず、段々とモチベーションも下がってしまいました。
東京から茨城に戻り家族の顔を見た時、そこにはホッとした自分がいました。そして、これを機に改めて地元・茨城への愛に気付き、「ここが私の居場所なんだな」と思ったのです。そこから、茨城での就職活動を開始しました。
ーQ.後藤さんと水戸ヤクルト販売株式会社との出会いについてお聞かせください。
ーA.県内で行われた合同説明会に参加した際、温かい雰囲気がある水戸ヤクルト販売株式会社と出会いました。
私は運動が好きで、健康にも興味があり、さらに人と関わることも好きだったので、地元のお客様と密着する仕事環境に心惹かれ、この会社に入社しました。
ーQ.お仕事をする中で、ターニングポイントとなった出来事はありましたか?
ーA.入社2年目で現場のマネージャー業務を担当した時ですね。
新人スタッフの育成やイベントの主催、ベテランスタッフへの指示、お客様対応など、現場経験が乏しい私にとって全てが初めての経験。社会の厳しさに直面し、とても辛い時期を過ごしました。
ですが一方で、そんな私を全面的に支えてくれた上司やスタッフ、陰ながら応援して声を掛けてくれた方の温かさにも気付くことができました。何事も経験しないと分かりません。この経験は私に自信を与え、成長させてくれた「宝物」になりました。
ーQ.御社の良いところ、自慢したいところはありますか?
ーA.当社の職場はワンフロアになっており、毎日お互いの顔が見られるため一体感が生まれる空間となっています。社長室のドアはいつも空いていて、社長との距離が近いのも当社の魅力の1つです。部署の垣根を超えた社員交流の機会として、3カ月に1度、会社主催の「対話会」があります。社員は与えられた議題、例えば「免疫ライフ」や「目的と目標の違いはなにか」について、
グループで意見交換しながらお互いを高め合い、研修後も自然と一致団結する風土が根付き、会社全体はとても温かい雰囲気に包まれています。
ーQ.お仕事以外で活動されていることがあればお聞かせください。
ーA.社長の勧めで2年前から地元企業の方々と関わる「ローターアクトクラブ」(※18歳から30歳までの青年男女のための、ロータリークラブが提唱する奉仕クラブ。ローターアクトクラブは通常、地域社会または大学を基盤としており、地元のロータリークラブが提唱している。)に所属しています。
ローターアクトと親子関係のような団体で、入会は18~30歳まで。若者ならではの柔軟な考え方を持って社会奉仕活動を行っています。私は茨城県の地区幹事として活動していて、社内だけでなく他業種の方々とも関わる機会が増えたことで、視野も、そして、行動する範囲も一気に広がりました。20代前半も充実していましたが、今では自分の可能性がさらに広がったと感じています。
ーQ.10年後、どこで何をしていたいですか?
ーA.将来に対して、不安に思ってばかりいてはダメだと思います。
10年後は38歳…結婚して、地元・茨城で子育てをしながら、優しくイキイキした女性として生活していたいです。
20代は仕事で走り抜けました。これからはプライベートのことも考えたいので、自分の人生も見つめ直しつつ、ヤクルトで培ったことを活かして、家族にも地域にも貢献できるような人になりたいです。