株式会社 カスミ
管理栄養士 冨岡 由貴
とみおか ゆき 25歳
Profile
常陸太田市出身。茨城県立日立第二高等学校、茨城キリスト教大学 食物健康科学科卒業後、株式会社カスミに入社。料理の提案を行うクッキングコミュニケーションコーナーで活躍。現在は、環境社会貢献部カスタマーコミュニケーションにて勤務。
ーQ.お仕事について教えてください。
ーA.カスミの店舗には、クッキングコミュニケーション(以降、CCと省略。)というスペースがあります。お買い物へいらっしゃったお客様へ、その場で料理を作り試食をお出しし、毎日の献立に役立つ身近なメニューの提案や料理教室を行なっています。地域のお客さまとのふれあいの場としても親しまれ、食を通して交流を深めています。
私はそのCCの水戸エリア・埼玉エリア・千葉エリアを臨店し、現在65店舗、93名のマネジメントを担当しています。
具体的な業務内容は、CCで新しく入った従業員の研修・教育や、料理や商品について提案の幅を広げてあげたり、情報提供や従業員の悩み相談など定期的にコミュニケーションすることを心掛けています。
従業員は、主婦の方が多いので、一人ひとりが料理のノウハウやアイデアを持っています。店舗によって、独自にイベントやお料理教室を開くなど工夫をしています。最近では、飾り巻き教室を親子で体験できるイベントがあり、私も楽しく参加しました。
ーQ.このお仕事に就かれたきっかけを教えてください。
ーA.元々食べることが好きで、食に携わる仕事をしたいと思っていました。
大学生の時にスーパーなどの試食試飲・デモンストレーターをする派遣アルバイトを経験しました。そこで
お客様とコミュニケーションをとったり会話することがとても楽しくて、いろんな人と関わるお仕事がしたいなと思い、地域密着型の仕事ができるカスミに就職を決めました。
ーQ.やりがいはどのような時に感じますか?
ーA.入社して最初の配属先が青果部門で、私が管理栄養士の資格を持っている事を知った店長が「お店で管理栄養士の資格を活かしたイベントができないか?」と持ちかけられ、
私が考えたメニューで「試食会」が行われました。最初30食から始め、主菜・副菜・デザート全部を考え、レシピや食材の雑学も作成。それを毎月続けた結果、お客様から声をかけられる機会も多くなりました。そのようなチャンスがあることにやりがいを感じました。
また、今は3つのエリア65店鋪を任され、CC担当の皆さんとお話しておいしいレシピをたくさん知れてパワーをいただいています。
ーQ.冨岡さんの「原点」と今後の目標を教えてください。
ーA.食生活を見直すきっかけになった高校時代の部活動が「原点」です。
バレーボール部に所属していた時、貧血がひどく、ハードな練習についていけなくなりました。それが悔しくて食生活を見直す機会となり、食に興味が湧くようになりました。その体験がなかったら、この道に進んでなかったかもしれません。今後の目標は「CCがあるから、カスミに買い物に行く」というくらい、CCがカスミの顔になるようにしていきたいです。