国民宿舎「鵜の岬」
営業チーフ 渡辺 瞳
わたなべ ひとみ 29歳
Profile
日立市出身。日立第二高等学校を卒業後、国民宿舎「鵜の岬」に入社。料理配膳や掃除などを担当する応接係を経て、2015年より営業チーフとして勤務。
ーQ.お仕事について教えてください。
ーA.お客様がチェックインする際のお出迎えや、チェックアウト時のお見送りを行っています。館内を見回り、設備・掲示物などの点検・管理・改善や植物のお手入れも担当しています。週1回職場に先生をお招きして生け花を習っており、館内にも生けています。
ーQ.このお仕事に就かれた経緯と動機を教えてください。
ーA.最初は事務の仕事を探していましたが、高校生のときに、接客のアルバイトを経験し、楽しかったことから、接客業にも範囲を広げ、鵜の岬の求人を見つけました。
一人暮らしは不安があるけれど、寮生活なら他の人もいて安心という気持ちもありました。
ーQ.御社の自慢できるところを教えてください。
ーA.豊かな自然に囲まれた施設であることと、職員がみんな明るく元気で気遣いができる人たちばかりで、毎日楽しく仕事ができることです。
職員が良い雰囲気の中で働けるからこそ、お客様に対して、本当のおもてなしができると思っています。
ーQ.お仕事とプライベートの両立で日頃工夫していることはありますか?
ーA.店舗勤務の頃は、休日も仕事のことを考えたり、睡眠を取るだけの休日になったりとバランスが崩れてしまったことがありました。そこで、
ノー残業デーを決めて仕事のメリハリをつけることと、休日は家でゆっくりする週と思いっきり出かける週とを交互に行うことで、ストレスを発散し、休日を満喫することを心がけています。
ーQ.やりがいはどのような時に感じますか?
ーA.チェックアウトしたお客様をお見送りしているとき、お客様が笑顔で、「また来るよ」と声をかけてくださったときにやりがいを感じます。
笑顔でお帰りになっていく姿をみると、鵜の岬のおもてなしに満足してもらえたんだ、と実感でき、これからも頑張ろうって思えるモチベーションになります。また、お客様から自分が館内に生けたお花を褒められたときは、とても嬉しく、頑張ってよかったと思います。
ーQ.応接から営業に異動した際、大変だったことはありましたか?
ーA.応接係のときと比べ、ご案内やお電話で、直接、お客様に接する機会が増え、お話しする時間も長くなったため、その場その場の応対や言葉遣いに苦労することがありました。
ーQ.仕事で心がけていることは?
ーA.どんなに忙しいときでも、常にお客様から見られているということを意識し、いかにお客様のご要望に応えるかを考えながら、お客様の気持ちになって行動するように気を配っています。
ーQ.お仕事で失敗したときは、どう乗り越えてきましたか?
ーA.前の部署で挫けそうになったときは、上司や同期に励ましてもらい、立ち直りました。今は、落ち込んだ後は「もう同じ失敗をしないように」と切り替えてその日のうちに消化しています。
ーQ.渡辺さんが日頃大切にしていることは何ですか?
ーA.オン・オフの切り替えをはっきりさせることです。
仕事のときは、鵜の岬の職員として恥ずかしくないように日々心がけています。オフのときはのんびりしたり、月に1回仲のいいメンバーで飲み会をやったりしています。
ーQ.渡辺さんの地元でもある日立市の良さは何だと思いますか?
ーA.海と山に囲まれた豊かな自然と、そこからとれる海の幸、山の幸の美味しさが一番の良さだと思います。鵜の岬のレストランでも、その海の幸を多く使っていて、海鮮丼定食がとくにおすすめです!