ハクビ京都きもの学院
茨城校 講師 根本 愛弓
ねもと あゆみ 32歳
Profile 常陸太田市出身。茨城県立太田第二高校を卒業後、スポーツ用品店の販売員として勤務。その後、ハクビ京都きもの学院に入校。着つけ講師の資格を取得したのち、ハクビ京都きもの学院に講師として勤務。入社初年の若手講師として、日々研鑽を積んでいる。
ーQ.今のお仕事に就いたきっかけを教えてください。
ーA.もともと母がこの学院で学んでおり、お友達に着つけをしている姿を見て着物に興味を持ちました。跡を継ぐわけじゃないですけど、「習ってみたら?」と勧められたのが着つけを習おうと思ったきっかけです。
自分もまた、母に倣ってハクビで学ぶうちに、何か手に職をつけたいという思いもあり、そのままハクビの講師に就きました。
ーQ.教わる側から教える側になり、何か苦労されたことはありましたか?
ーA.自分の手を動かして見せながら教えるのですが、それをどこから説明したらいいのか、どこまで詳しく説明したらいいのかが、難しいです。
生徒が理解してくれたり、笑顔を見せてくれたりすると本当に嬉しいですね。なんだか認められた感じです(笑)。
ーQ.お仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
ーA.着つけが自分でできるようになるなど、
生徒さんが各々の目標を達成できたときはやはり嬉しいですね。
また、自分で教えた生徒さんが進学して、講師になってくれた時は、教えていて本当に良かったと思います。
ーQ.お仕事やプライベートのことで、ターニングポイントになった出来事があれば教えてください。
ーA.犬を飼い始めたことで、社交的になったと感じています。
それまでは休みの日であっても家の中で過ごしていたのですけど、飼い始めてからは犬と一緒に遠出をすることも…。同じような犬を飼っている人がいたら声をかけられるようになって。犬を通して仲良くなった方と話すうちに、随分社交的になったなぁと思うようになりました。
ーQ.社交的になったことがお仕事に活かされましたか?
ーA.そうですね。着つけを教えている最中に、生徒さんへ話しかけるきっかけをつかめるようになったと感じています。
ペットを飼っている生徒さんだと、やっぱり会話が盛り上がりしますね。
ーQ.あなたの職場の良いところ、他社へ自慢できるところは何ですか?
ーA.みなさん楽しそうなんですよね。世間話も弾みますし。先生たちもその会話の中で自然に教えていたりするので、
生徒と先生の境目がない明るい教室というのは、他社に自慢できる良いところだと思います。
ハクビでは、夏はゆかた、冬はきものクイーンコンテストを開催しています。また、着つけの技術発表会など様々な催しがあるのも楽しいです。留学生へのきもの体験で、海外の方と文化交流をできるのも学院の良い所だと思います。
ーQ.人生を豊かにする上で普段大切にされていることは何ですか?
ーA.自分らしさを保って、自然体でいることです。
着物を着て帯を締めると、背すじがスッと伸びて凛とした気持ちになれるのが好きです。