ハクビ京都きもの学院
茨城校 事務 宇野 あゆみ
うの あゆみ 35歳
Profile 日立市出身。明秀学園日立高等学校を卒業後、学校法人江戸川学園 江戸川大学へ進学。マスコミについて学び、ケーブルテレビの営業職に就く。その後、株式会社ハクビに転職。現在は、ハクビ京都きもの学院茨城校の事務職員として勤務している。
ーQ.今のお仕事に就いたきっかけを教えてください。
ーA.前職はケーブルテレビの営業職で、お客様の家に個別に飛び込みでお家訪問をしていました。
転職して少し落ち着きたいと考えていた時に、求人誌で株式会社ハクビの正社員募集を見つけて、着物の知識はなかったのですが興味を持って応募したのがきっかけです。
ーQ.お仕事の内容について教えてください。
ーA.着物の着つけ教室の事務のお仕事です。
申込書の処理、電話対応、経理のようなことや先生方のサポート、小物の販売、他の事務の方や本部と連絡を取り合って情報交換をしたり学院のイベント運営に参加したりすることもあります。
ーQ.転職をされて大変だったことはありますか?
ーA.着物の知識が全くなかったので、着物のことを覚えるのが大変でした。
着物の小物について元生徒さんからお問い合わせを頂いたりするのですが、世の中に着物の小物はたくさんあって、半襟、長襦袢とか襟芯とか…人によって小物の名前の呼び方も違うし、混乱してしまって、自分も着物の着つけを習わなければならないと思い、教室に通いました。そして、ノートに小物の名前を書いたりと地道に学びました。
ーQ.お仕事のやりがいはどのような時に感じますか?
ーA.生徒さんが着物を着られるようになり、先生と楽しそうに会話をしているのが教室裏の事務所まで聞こえてきた時です。
先生たちも優しくてアットホームなので。きものを初めて学ぶ方には、とても入りやすい環境だと思っています。
ーQ.職場の自慢できるところは何ですか?
ーA.日本文化の発信場所になっているところです。
着つけ以外にも、組み紐やちぎり絵教室もあり、生徒さんだった方が試験を受けて講師になっています。技術が受け継がれていく様子をとても誇りに感じています。
ーQ.宇野さんは現在ご妊娠されていますが、お仕事との両立や今後のことはどのように考えていますか?
ーA.最初はどうなるか不安でしたが、自分の体調がそんなに悪くならなかったので、妊娠後も仕事を続けられました。会社も体調を気遣ってくださって、通院、産休、育休なども理解してくれました。
フルタイムも時短勤務も選べるので、子供が産まれても働きたいと思っています。
普段は、疲れていると「休みたい」とか「行きたくない」と思う日もあるけれど、今では、休みに入って働かないイメージができません!
ーQ.10年後どこで何をしていたいですか?
ーA.初詣とか季節ごとのイベントで、子どもと一緒に水戸の街を着物でお出かけできたらいいなと思います。